携帯アプリ「天下統一恋の乱」のネタバレを盛大にしています。
引用もありますので、
お読みになる方はご了承の上、お願いします。
















感想ね、感想。　うーん……(苦笑)

甘さの破壊力っていうのは、
個人的には幸村様の方があったような気がします。
信長様、3日目だもんね。

「いい加減、慣れろよ」

と言われ、久～しぶりに信長様にズキューン！とキタ(笑)

私、俺様好きなのに……
現実世界でも、俺様好きなんだけど、
どうも親友ポジション（女扱いされない）に置かれちゃう(;_;)
まさかゲームまでノマエンを連発するとは思ってもみませんでしたｗ
ノマエンを繰り返しているうちに信長様に冷めちゃったという、
どーしよーもねーヤツです←

ストーリーとしては、きちんとまとまってたかな、
と感じています。
あの続編のgdgdを思えば、突拍子も無いこととかはなかったし。
私はラストに向かって糖度が増すのが好きですけれど、
こういうのもアリだと思う。

なんて言うの？
信長様といたら、迷わないんだろうなーって。
好きに生きているようで、
信長様はちゃんと色んなことを考えてるものね。
秀吉を説得するところもそうだし、
ヒロインの叔母さんが危篤になった時、
わだかまりを残すと後悔すると諭すところとかね。

ENDは農民になる、と決めたけれど、
信長様は本能寺の変で第一線からは退いた以上、
私は不自然な感じはしなかったです。
そのうち冒険とかに出かけるかも知れないけれど、
また別の話だろうな、と。
幸村様みたいに元々誰かの下につくこともできずに、
しがらみを嫌う人じゃないからね。

信長様と言えば、
父親の葬式で灰を投げつけたとか、歌舞いていたとか、
派手な感じの逸話があるけれど、
実際の信長様って、努力というか地道な人だと思うわ。
美濃攻略には10年、本願寺も長い時間かけていますし、
長篠の戦いも気象条件や土壌、綿密な調査をして仕掛けていますから。

それでも戦国武将で信長様以上にスケールの大きい武将はいない、
って個人的には思っています。
天動説が重きを占めていた16世紀に
信長様は「地球は丸い」って言っただけで、
すぐ世界の様を理解したという話があります。
頭は柔軟で、ビジョンを具体化する力が高かったのだと思う。
そういう人だから、
いずれ対決しなければならなかったかも知れないけれど、
秀吉も家康も裏切らない。
個性的な面々を抱えて、トップにいたんだろうなーって。

そして大きな功績は日本における宗教戦争を一人で片付けたこと。
本願寺攻めは旧態との戦いでもあったのですが、
その枠組を彼が一人で破ったおかげで、
日本中が戦争で荒廃することはなかった。
これは大学受験レベルの世界史をなぞるとよくわかるのだけど、
ドイツ農民戦争は17世紀の半ばのことですし、
キリスト教、プロテスタントの信仰を認めたナントの勅令が1598年、
信長が死んだのは1582年ですから、ヨーロッパに先んじているんですねー。

信長様も大好きな武将なんですけどｗ
嫁になりたい武将じゃないのよね(爆)
秘書をして差し上げたい武将と言えばいいのかしら。
有能なボスに仕えられるのはやり甲斐ありますし、
信長様なら、女性でも認めてくれそうだよね。

私が信長様で一番好きなエピソードは、
秀吉の浮気を諌め、ねねに労りの手紙を書いた話です。
この手紙がいいんですよー。

安土城の新築祝いには豪華な贈り物を有難う。
ねねが支度してくれた贈り物が、一番豪勢なものだったよ。
秀吉が浮気ばかりしているというが、
お前のように賢くていい女房をあの禿鼠（＝秀吉）が見つけられるはずがない、
ただお前も城主夫人になったのだから、
やきもちは焼かずにどーんと構えていなさい。

一夫多妻のご時世でしたが、
信長様のこの手紙は心がじんわり温まります。
信長が「正室はねね」って太鼓判を押したことにもなりますし、
実際、政略的なこともありましたが、
自分の子どもをねねを養母に、養子縁組させる、という心遣いを見せます。

いい上司だなあ、信長様ｗ